artists
Chie Masamori
Hiroshima, Hiroshimaいきものや模様、多様なものがそれぞれに個性を発揮しながら共存する作品は、器とオブジェの境界を衒いなく越えていく自由な空気をまとっている。
手びねりで象るボディに、さらにいきいきとした生命感を与えているカラフルな上絵は、瀬戸の職人に師事して学び込んだ技術だ。鮮やかな色をそれぞれに活かすため、複数回の焼成を重ねて仕上げている。
「使いやすい」器は最初から目指していない。作りたいのは、手に取った人が、明るく楽しくなるようなものだと言う。自分が嬉しいと思うことを、使う人にも届けたいというシンプルな思いで、裏まで丁寧に作品を作り込まれた作品には、使い手の想像を誘う驚きが満ちている。
1978 | 広島市生まれ |
2002 | 大阪芸術大学附属大阪美術専門学校 卒業 |
2005 | 多治見市陶磁器意匠研究所 修了 |
第7回 国際陶磁器展美濃 審査員特別賞 | |
第27回 長三賞現代陶芸展 入選 | |
2006 | サッポロビアマグランカイ6 入選 |
2007 | チェコマグカップシンポジウム参加 |
第28回 長三賞現代陶芸展 入選 | |
2008 | 第8回 国際陶磁器展美濃 入選 |
2010 | 第4回 現在の形の陶芸 萩大賞展 入選 |
現在 広島市にて制作 | |