artists

Hinako Hirano

Tajimi, Gifu

食べることが好き、料理をするのが楽しい、そんな食への興味が器への関心へ繋がって、陶芸を始めた。だから制作のベースにあるのは、使っている時のイメージだ。たとえばきちんとした形ながら、色で遊んでいるように、可愛すぎたりストイックすぎたりしない器たちには、使う人のためのちょっとした余白を、意識して残してあるのだろう。色が主張するこのマグならば、入れるのはコーヒーがいい。そんな使うことへのこだわりがきちんとあるから、窯の扉を開けるときはいつもドキドキしてしまうのだ。

1999武蔵野美術大学短期大学部工芸デザインコース卒業
2008多治見市陶磁器意匠研究所卒業
多治見市 studio MAVOにて制作
現在 多治見市内に工房を移し制作

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