artists

Katsue Ibata

Hamamatsu, Shizuoka

器の上を縦横無尽に廻るパターン。モノトーンを基本に、マンガンをベースにした金属釉を取り合わせた文様、そして手びねりで象られる丸くも四角くもあるボディが醸し出す、ポップでありながらシックな雰囲気は、作者がまとう空気と重なるところがある。好奇心旺盛、新しいものも好き、曰く「飽きっぽい性格」だというが、気がつけば40年も土で作り続けている。土にふれるときの気持ちのよい感覚に素直に従い、自然と出てくるものを形にする。そんなレイドバックな姿勢が、作品に心地よい大らかさを与えているようだ。

1977奈良芸術短期大学陶芸科卒業
1985愛知県常滑で陶芸を始める
陶芸家・鯉江良二との交流が始まる
1987-88Banff Centre Art School(カナダ)で作陶
1990浜松に移る
2015作家名を井畑勝江からイバタカツエとする

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