artists
Mishio Suzuki
Ishioka, Ibaraki森の緑、湖畔のきらめき、自然の美しさを掬い取ったような色味や質感を求めるようになったのは、東日本大震災がきっかけだった。人の手がなくとも力強く生長する植物を見て、自身の制作にも、自然のサイクルを意識するようになったという。春夏秋冬と巡る季節にあわせて、イメージする色も変わる。家庭菜園のようなものづくりから生まれる器は、地に足のついた、生活の感覚を備えている。
やきものを志したのは、会社員時代、買い求めた器ひとつで気持ちも世界も変わることを感じたから。このマグも、手にした人の生活をささやかに変えてくれることを祈って。
茨城県石岡市生まれ | |
1996 | 麗澤大学 ドイツ語学科 卒業 |
2005 | 茨城県窯業指導所 成形Ⅰ科・Ⅲ科 修了 |
額賀章夫氏に師事 | |
2008 | 茨城県窯業指導所 釉薬Ⅰ科 修了 |
2009 | 笠間市にて独立 |
2016 | 石岡市に工房を移転 |