artists
Ryūji Iwasaki
Tondabayashi, Osaka花のつぼみを思わせるふくらみは、轆轤で一つずつ挽きだしたもの。かたちも、制作の所作も、なめらかさと流れを意識するので、大きさもフォルムも、自然に少しずつ異なるものが生まれてくる。そんな豊かなかたちを包むようなグラデーションは、意外にも限られた数の釉薬を、掛け方や重ね方、組み合わせ方を研究することで、複雑な色味を表現している。
やきものを始めるきっかけとなった、粘土が好き、というシンプルな気持ちは、陶芸を生業とした今も変わらない。何点も作る日であっても、いつもどこかで楽しさを感じている。
2012 | 大阪府富田林市に工房を構える |
日本伝統工芸展 入選 | |
第5回菊池ビエンナーレ 奨励賞 | |
日本伝統工芸近畿展 第47回 新人奨励賞 | |
大阪工芸展 第52回 大阪市教育委員会委員長賞 | |
大阪工芸展 第54回 大阪市長賞 | |
大阪工芸展 第59回 大阪市長賞 | |
全関西美術展 入選 | |
現在形の陶芸萩大賞展 入選 | |
神戸ビエンナーレ 入選 |