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Yōko Onda
Mizunami, Gifu作り出したいのは、色であり質感。どちらもそれだけでは存在できないから、それらが存在できるようにかたちを作る。一見してなんの素材とは分からない独特の質感は、思い返せば幼い頃から好きだった、青銅器のそれにも通じている。
釉薬に浮かぶ結晶や、色のむら、丁寧にそのゆくえを見守りながらも、綺麗になりすぎない、ささやかなゆらぎをみつめる。そんな繊細な仕事に電気窯はぴったりで、絶妙な温度調整をしながら、自分のもとめるバランスを探しているという。
現在、満足に辿り着いた色は3色。まだまだ研究は続いている。
1978 | 秋田県生まれ |
1999 | 秋田県公立美術工芸短期大学 卒 |
2001 | 多治見市陶磁器意匠研究所 卒 |
2016 | 瑞浪市稲津町にて作陶を始める |