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Yoshimi Tokuda

Tajimi, Gifu

他にない鮮やかな色は、漆蒔上絵技法によって表現されている。漆を塗り、上絵を重ねる、非常に手間のかかる技は、効率性を求める現代にはそぐわず途絶えてしまったものだが、これでしか出せない色が魅力的だ。昔から、型にはまったことが苦手なタイプ。絵を学んでいたから、まっすぐに上絵の仕事に進んでもおかしくなかったが、様々な技法のなかで「唯一分からなかった」漆蒔上絵を選んだのは、そんな根っからの開拓精神に拠るのだろう。無我夢中で取り組んできた今、振り返ればひとつの物語が紡がれていた。その物語を締めくくってしまうつもりはない。先に続けていくために、探求の手をとめることはない。

名古屋市生まれ
愛知県立旭丘高校 美術科 卒業
武蔵野美術大学短期大学 美術科油絵専攻 卒業
同研究室に勤務
東京にてTV、雑誌、広告美術の仕事に15年ほど就く
絵画やオブジェを発表するが1990年頃から東京国分寺・松籟窯(児島善三郎邸)にて作陶を始める
岐阜県立多治見工業高校 専攻科にて焼き物を再び学び直す
2001年に修了、窯を購入しStudio TOKUDA設立現在に至る
2002認知症の方への焼き物指導を始める
2016名古屋市美術館「ポジション2016アートとクラフトの蜜月」参加
美濃陶芸永年保存作品に選定

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