artists
Yūka Andō
Tanbasasayama, Hyogo何色とも言い難い、複雑な色味は、自分好みに細やかに調整した複数の釉薬を、丹念にコンプレッサーで掛け分けて、それぞれの色を引き立てることで表現したもの。色のなめらかなグラデーションのように、器も内側から口元、そして取っ手へとシームレスに流れる全体のラインにこだわっている。
アメリカで生活をしていた頃、一時帰国で訪れた丹波の風景に心打たれ、そこで買い求めた器を見て使った感動から陶芸を志した。モノ、そしてやきものの力に動かされて今があるからこそ、揺らぐことがあっても、自分は自分の作るもので、人を喜ばせたい。そんな思いに支えられて制作を続けている。
1982 | 大阪に生まれ 兵庫県西宮市で育つ |
2005 | カリフォルニア州立大学ロングビーチ校経済学部 卒業 |
2007 | ロサンゼルスで社会人生活2年を経て陶芸を志し帰国 |
2009 | 京都府立陶工高等技術専門校 卒業 |
市野雅彦氏に師事 | |
2012 | デンマークへ渡る |
2013 | 地元・兵庫にて作家活動を開始 |
2016 | 現在は富山県氷見市へ工房を移し制作 |